私は、YouTubeや動画編集について、ホームページやSNSで情報発信をしています。特にTwitterを見ていると、本当に多くの方がYouTubeの編集、その他の動画編集を仕事として受けていて、そのノウハウやテクニックなどをどんどん公開しています。YouTubeの動画でも、そういったノウハウを公開するチャンネルを作っている方が増えてきていて、誰かに教えてもらわなくても、情報はネットで拾える時代になってきています。そういった技術的なノウハウはネットで簡単に情報を得られるのですが、一方で、情報を得られるのが難しいノウハウもあります。

YouTubeは「視聴する側」だと、特に気にせずになんとなく視聴すると思うのですが、実はどうやって撮影しようかとか、どうやって編集しようかなど試行錯誤の結果が、動画になっていることを知らない人が結構います。

特にYouTubeを本気で始めたい人は、チャンネルを開設する前に準備をすることが大切です。今日はその準備の話をしていきたいと思います。

まず最初にしてほしいことは、「ジャンル決め」です。例えば、趣味のことを紹介するチャンネルなのか、自分の仕事について紹介するチャンネルなのか、何かを教える教材を発信するチャンネルなのかなど、自分のやりたいジャンル、もしくはできそうなジャンルというものがあると思います。それを幾つかリスト化してみることです。

次に、自分がリスト化したジャンル(テーマでも良いです)で、動画を作るとしたら、何個ぐらい作れるのかをイメージしてみてください。12個ではダメです。10個でもまだまだ足りません。50個ぐらいできそうだなというジャンル(テーマ)にしてください。YouTubeは継続が重要です。(他のSNSやブログなどもそうですが)続けていかないと再生回数は伸びないし、チャンネル登録者数も増えないし、ましてや収益化など夢のまた夢です。ここをなんとなくスルーしてしまうと、YouTubeチャンネルの運営継続が難しくなりますので、ここはしっかりと考えてみてください。

最後に作業時間をどのぐらい確保できるかを計算することです。自分の1日、もしくは1週間の中で、YouTubeに使える時間をイメージしてみてください。1日1時間なら週7時間です。その7時間で何本制作できるか、週1回の更新だったら、1本7時間かけられます。毎日更新だったら、1時間で撮影、編集、アップロード、サムネイルまで作業できないと難しいです。継続のためには無理は禁物です。自分のできる範囲でやってみることが重要です。

次回は、YouTubeの投稿を継続するために必要なポイントについてお伝えします。