芸能人がどんどんYouTube市場に参入して、YouTube自体は盛り上がっている印象があります。芸能人は、自分だけでなく事務所のスタッフがいることもあって、制作スタッフを集めたり、分析も専門家にお願いできる資金にも余裕があるなど、一般の方よりも有利な印象があります。一方で、いわゆるYouTuberの方々も、ジャンルによっては伸ばしている人はどんどん登録者数、再生回数も伸ばしていますが、作業の継続が大変だったり、企画アイデアの不足により、継続に苦労している方もいると思います。

最近の動画を見ていると、全体的にはジャンルがしっかりと固まっていて、動画の内容もきちんと企画を立てて、撮影をし、しっかり編集できている動画が伸びているように思います。今は、撮影用のカメラも編集ソフトもプロ並みの動画を作るだけの機材になっているので、いわゆる業界の人と同じレベルの動画を作ることができるようになりました。

また一方で、YouTubeの動画編集を代行する動画編集者も、高校生から大人まで数多くの方が参入していて、私が見てもびっくりするような編集(効果)ができる人が増えてきています。なので、撮影のない、漫画風の動画やLINE会話風、著作権フリーの素材だけで動画を作るものなど色々な工夫をして動画を作り、登録者数や再生回数を増やしている方も目立ちます。

そんな中で今年のYouTube市場、どうなっていくのか。どんなジャンルが伸びるのか。いわゆる誰でもできるジャンル(テーマ)で私なりに予想してみたいと思います。かなり個人的な見解なので、実際どうなるかは正直わかりませんが。伸びるんじゃないかなと思うジャンル(テーマ)としては、

①趣味+専門的な情報が知れる動画

(例:本格的なキャンプ・余った食材で何品も料理を作る・釣り+料理など)

②休日の過ごし方・コロナ禍での家の価値的な過ごし方を提案する動画

③何かに挑戦する記録動画

④特技(自称ではなく他人が認めるほど)を披露する動画

⑤美味しいものを食べる動画

この5つを挙げた理由は、私が今興味があるというのが1番の理由ですが、もう一つ挙げるとするならば、誰でもできそうなテーマだということです。YouTubeの魅力が誰でも自由に自分のコンテンツを発信できるところにあります。その動画が他人に共感を得られれば再生回数は伸びるし、チャンネル登録者数も増えていく。それが余りにも、自己中心的だと見られないと思います。それから、他の人のチャンネルをしっかり見て研究し、良いところをどんどん取り入れられる柔軟な発想も大切です。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。