YouTubeの編集、実際にやってみると以外に大変だなと感じると思います。編集ソフト・アプリはどれを使えばいいのか。使い方を学ぶにはどうしたらいいのか。効率よく編集するのはどうしたらいいのかなど、初めてみるといくつかの壁に当たります。これは誰でもぶつかる壁なので、そういうものだと思っていただくしかないのですが、実は、動画の編集にはやりやすくするためのコツがいくつかありますので、今回はその話をしたいと思います。

まず、一つ目のコツは、編集の順番です。最初にカット編集、その後文字テロップ入れ、BGMと効果音入れ、ナレーション入れの順番が基本です。頭から、文字テロップやBGMなどを入れていくと、途中で修正するときに面倒くさいと思います。最初に映像の全体の長さを決めてから、文字や音を入れていったほうがやり易いというのが私の実感です。また、作業は、それぞれ時間を空けた方がいいです。1日目カット編集、2日目文字テロップ、3日目BGMという感じです。なぜなら、一気にやってしまうと、その作品の完成度を冷静に、客観的に判断できないからです。日にちをあけることによって、より冷静に自分の作品をみることができますので、修正したい箇所も冷静に判断できます。またミスを見つけることもできますので、おすすめです。

次に、最初にイメージを固めることです。例えば、文字テロップのフォントやデザイン、動き、BGMの曲選び、効果音の音選びなどは編集作業の一番最初にやっておくのがいいと思います。もちろん実際にやってみて修正することはあると思いますが、最初に自分が編集する作品のイメージをしっかり固めることにもなりますので、パーツを揃えておくことは、結果的には効率的かなと思います。

最後に、作業時間を決めることです。編集の仕事を受けてしまうとより良いものを作ろうと力が入ってしまい、結果的にどんどん時間をかけてしまうことがよくあります。特にご自身のYouTube動画だと、よくしようとするあまり、1本に数十時間もかけてしまうと継続が辛くなります。仕事としての動画編集であるならば、お仕事として受けている以上、多少の時間は仕方がないですが、自分のチャンネルの編集であるならば、1本あたりの作業時間は決めて、その中でできることを考えて行った方が効率的です。編集は慣れるまで時間がかかりますし、慣れてきても、作業に時間がかかるものです。時間を決めていけば、その間集中できるし、効率化を考えるようになるので、ご自身でも工夫してみてください。もしお困りのことがあれば、いつでも相談してください。